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台風27号 2013 米軍 [天気]

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2013年10年に一度と言われた巨大台風26号が日本列島に猛威を振るったと思ったら
今度は台風27号が16日ごろ南マリアナ諸島の近海で発生しました・・・。

18日現在もまだマリアナ諸島で成長を続けており
現在の中心気圧は940hPaで、北北西へ時速15キロのスピードで進んでいます。

このままいけば21日には日本の南に到達する恐れがあります。

米軍が出した進路予想図では
23日には本格的に日本列島に上陸の予定のようです。

ところで米軍が出した進路予想図とは一体何でしょうか?

簡単に言えば日本の気象庁みたいなものと思ってもらえればいいと思います。

JTWCと呼ばれていますが
日本語的に直すと合同台風警報センターらしいです。

このJTWCは元々はアメリカ政府機関専用の台風情報センターだったのですが
90年頃に色々政策を変えたときに
一般にも見れるようになった気象情報です。

JTWC

アメリカのサイトだけあって英語です・・・。

台風の進路だけ見たい場合は
中央の上から2番目あたりにある「TC Warning Graphic」というのをクリックして下さい。

そうすると進路予想図が見れます。

台風26号による土石流の影響で甚大な被害を受けた
東京都伊豆大島では台風27号に2次災害が起きぬないように
対策を早くも始めています。

23人が死亡、26人が行方不明となった大島町では
警察、消防、自衛隊が1000人態勢で行方不明者の捜索を続けています。

そもそも台風とは何でしょうか?

「ぐるぐる回ってるあの大きな塊の事でしょ?」

と物凄いアバウトに台風のことを皆さん知っていると思うので

ついでに今日詳しく勉強していって下さい。

台風というのは熱帯低気圧(トロピカル・サイクロン)の中でも
中心付近の最大風速が34ノット以上のものを言います。

また分からない単語が出てきました「ノット」とは?
一体なんでしょうか?

1ノットは1時間に1海里(約1.8km)進む速さのことを言います。
時速に換算すると21.6ノットで時速40キロ程度だそうです。
と言う事は34ノットでは大体62キロと言う事でしょう。

因みに34ノットくらいの風速になると
疾強風(しっきょうふう)と呼ばれ
風の力を12段間で現す風力では8
「小枝が折れ、向かっては歩けない」威力とされます。

ということで、
34ノット以上は台風で 34ノット以下は熱帯低気圧だということです。

ただ中心付近の最大風速は誰も測る事が出来ないので
専門化が大体「34ノットじゃね?」といった長年の勘で決めています。
(ちゃんとデータに基づいてですが。)

因みに最初に出てきた940hPaの
hPa(ヘクトパスカル)って気になりませんか

ついでに説明しておきますと
1ヘクトパスカル=は100パスカルです。

所謂1000メートルになると1キロというのと同じ感じです。

100パスカルとは1平方メートルを100Nで押すくらいの力と言う事になります。

100N?

N(ニュートン)とは力の単位です。

1N(ニュートン)は1キロの重さのものを落としたときに発生する力なので
100Nは100キロのものを落としたときの力と考えてもらえれば大丈夫です。

まぁ、ちょっと小難しい話になってしまいましたが

東京タワーの上から飛び降りたお相撲さんが あなたの頭の上に落ちた時の力とでも 覚えておいてください。

それはもうヤバイ力です。

940hPa=94000Pa=94000N=94000キロ=94トンのものが
衝突してきたくらいの力を持っているのが現在の台風27号と言う事です。
恐ろしさが伝わったでしょうか?

いやー何とか島のない方向へ行ってくれないもんですかね・・・。


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